里山の風景

豊作の予感・・・ タムシバの花満開! ≪2016/04/02≫

 

春になり、木々の緑が濃くなっていますが、戸山の郷の山では、その中で白い花がいっぱい咲いています。

 

近づいて花を見ると、コブシの花によ~く似ています。
が、コブシではなく「タムシバ」と言うそうです。タムシバもコブシもモクレン科モクレン属の落葉高木で花が咲く時期もほぼ同じです。
ただ、タムシバはやや標高の高い場所に生えており平地で「植栽される」のは稀です。
コブシは平地の家庭の庭にも咲いていることが多いです。

 

決定的な違いは、タムシバはニオイコブシの別名もあり花はよい香りがします。
また、タムシバの名は「噛む柴」が変化したとも言われ、葉をかむと若干の甘みがありますが、その香り自体は歯磨き剤のような雰囲気があります。花の香りは春先しか楽しめませんが、葉は長く楽しめます。
そして、タムシバがたくさん咲いた年は豊作とか・・・期待したいです!