イベント・楽農塾 そば打ち体験

お知らせ そばを楽しむ「中王楽農塾」 参加者募集!

平成23年度から始まった沼田町中王地区での「中王楽農塾」
地元農家の指導のもと、そばの栽培、そば打ち体験等を通して地元との交流を深めていきます。

【内容】
そばの栽培(種まき)、収穫(刈り取り、はぜ干し、脱穀、製粉)、そば打ち、Myざる作りなど体験していただきます。
【日時】
 第1回目 08月05日(水)

 第2回目 08月19日(水)

 第3回目 09月16日(水)

 第4回目 10月21日(水)

 第5回目 11月12日(木)

  各日とも9時30分~13時30分
【場所】
広島市安佐南区沼田町中王
【参加費】
1人 5,000円
【申込】
往復はがきに参加者全員の必要事項を記入し7月10日(金)までに下記宛てに郵送

 〒731-0193 安佐南区農林課 (住所記入不要)
【問い合わせ】
安佐南区農林課 TEL:831-4950 FAX:877-2299
【定員】
20人 希望者多数の場合は抽選

【往復はがき記載事項】
●催し・講座・教室名:そばを楽しむ「中王楽農塾」
●〒 住所
●氏名(ふりがな)
●年齢(児童生徒は学年も)
●電話番号(日中に連絡のつく番号)
●返信先住所氏名

 

・・・ 過去の楽農塾の模様 ・・・


平成27年度 中王楽農塾 開塾 ≪2015/08/05≫


8月5日、平成27年度の楽農塾が戸山公民館で始まりました。
今年は16名のみなさんが入塾されました。
今年は「そば打ち」を主に学習しますが、目玉企画として「マイ・ザル」作りを実践していただきます。
そして、そばの種まきから実の収穫。もちろん、そば打ちも学習し習得していただきます。
第一回目の説明会ですが、みなさん少し緊張気味でしょうか?


さっそく今年の目玉「マイ・ザル」の作成から入りました。
皆さん、うまく作れました。


自分で作成した「ザル」に、自分で打った「そば」を盛り付ける。そして、そばを食べる。結構な趣味ではないでしょうか?


とりあえず、「マイ・ザル」を使って実際にそばを食べていただきました。
マイ・ザルで食べた方と、こちらで用意したザルで食べた方、お味はいかがでしょうか?
どちらも美味しい。これは、失礼しました。

中王楽農塾 第二回目 ≪2015/08/19≫


8月19日、第二回目の楽農塾は、そばの種まきをした後でそば打ちを体験していただきました。
そば粉:320g、小麦粉:80g、水:200ccを材料として二八蕎麦に挑戦しました。
そば打ちには、1.水回し、2.練り、3.地のし、4.丸出し、5.四つ出し、6.本のし、7.たたみ、8.切り、9.ゆで、10.あがりの工程があります。

 

 

 

 

 

右側の受講生は2.練りを実践中 →


左側の受講生は8.切りに挑戦中 →

 


← 写真の受講生は、6.本のしに挑戦していますが、めん棒を扱う手の形がいいですね。

今日は一通りの行程を学んでいただきましたが、覚えながら忘れていきます。
満足度はいかがでしょうか?
さて、次回はどこまで覚えていて、どこを忘れているのか楽しみです。

中王楽農塾 第三回目 ≪2015/09/16≫

 

9月16日 三回目の楽農塾です。

みなさん開始直前で少し緊張気味ですが笑いもありました。
今回は、本格的にそば打ちをしっかり覚えていただきます。

前回のそば打ち手順を覚えていますか?

「もう忘れました!」

「今日、覚えて帰ります」
毎回新鮮でええですよ!

 

 

水回し・練り、と進んで鉢の中で転がしながら空気を絞り出すように緩やかな円錐形を作ります。
へそ出しと言います。
このへそをつぶす様に上から押さえ平らに整えます。

 

 

地のし・丸出しから、丸い「生地」を四角い形にします。これを「よつだし」と言います

どうして丸い「生地」が四角になるのか面白いのです。
ここで、チョットした驚きの拍手が頂けることがあります。

 

 

肉分け・本のしの行程です。

丁寧に慎重に「生地」の厚さを一定にします。
この「のし」がよくそば打ちに出る所です。
のし棒を回し「生地」を傷めないよう、均一になるように延ばします。
焦って破る場合もあります。
慎重にするところです。

 

 

「生地」をたたみ、蕎麦を切っています。
これが難しい。
打ち粉をたっぷりとふり、リズム良く、均一に切ります。
心ならずも太さがバラバラになるとゆで時間が一定ですから、太い麺は半湯で細い麺はゆで過ぎになり、食感が悪くなります。
そば打ちは、奥が深いのです。

 

 

受講生の方が作られた蕎麦。
良く出来ていますね。三人前あります。
上の方の切れ端は、から揚げにし、揚げたてに塩を適量を振り掛け食べると、これが美味しいのです
お茶にも、ビールにもあいます。

中王楽農塾 そばの刈り取り ≪2015/11/05≫

 

 8月中旬の播種から約75日目。

 11月5日に楽農塾でそば打ちに使う新そばを刈り取りました。
 当日は曇りのち雨の予報。

 昼頃刈り取り終了と同時にポツポツと来ました。
 日頃の行いが良いのかただ単に宇宙の営みか?

 

 刈り取った新そばはビニール・ハウスで乾燥です。
 自然乾燥ですから、一層新そばの味が良くなるように思います。
 これで、11月12日の楽農塾の最終日に間に合いそうです。

楽農塾 最終日 ≪2015/11/12≫

 

 8月5日から始まった楽農塾は、今回で終りです。
 先日刈り取って乾燥させておいた新そばで初打ちです。この日も二八蕎麦で、蕎麦粉8・中力粉2の400gです。ただ、新そばは水加減が難しく、水は46~48%が中心で約192gがベターの様でした。
 新そばを打つということは、正月が来たようなウキウキとした楽しい気分になります。

 

 水回し、こね、地のし、丸出し、四つ出し、肉だしたたみ、包丁。
 この写真は包丁です。
 美味しそうに切れています。

 

 打ち終わった順番にさっそく試食しています。
 自分で打った新そばですから、何といっても美味しいのです。

 この日で今年の楽農塾は終了ですが、「来年も参加したい」とのご希望もあり、なによりうれしいことです。

 参加されたみなさん、ありがとうございました。