イベント・大邱市立交響楽団コンサート

迫力の大邱市立交響楽団コンサートを堪能  ≪2015/05/05≫

4月22日に行った日韓食文化交流の関係で、駐広島大韓民国総領事館のご好意で5月5日に開かれる大邱市立交響楽団コンサートのチケットを入手することができましたので、戸山の郷中王のメンバーで聴きにいってきました。

会場の広島国際会議場の外では、フラワーフェスティバルでにぎやかですが、フェニックスホールの中は静かです。しかし、立ち見が出るほどの観客ですごい熱気です!

主催者である広島市長と大邱市長および在広島大韓民国総領事のあいさつの後、ショスタコーヴィチの「祝典序曲」で始まったコンサートは、オーケストラの迫力に鳥肌ものでした。

ソプラノ歌手の李尹慶さん、テナー歌手の李炳衫さんの歌声もすごい!

音響はいっさい使っていないのにオーケストラにも負けず、会場の隅々にまで響き渡る声に感動しました。

バイオリンの蔵川瑠美さんが加わっての「チゴイネルワイゼン」も圧巻でした。

そして、一番感動したのは「アリラン」です。誰もがよく知っている「アリラン」のメロディーが、様々な表情を見せ、壮大なストーリーとして展開されていく様は、人々が経てきた歴史を表現しているのだろうと感じました。

日本の曲「花は咲く」の演奏もありました。

最後のチャイコフスキー「イタリア奇想曲 作品45」は聴き応えがありました。

アンコール演奏もあり、初めは眠くなるかなと思ったのですが、とんでもない!オーケストラの迫力をたっぷり堪能しました。

 

コンサートの後、会場の外に出ると周辺は、ひろしまフラワーフェスティバルの最終日でよさこいパレードは終わっていましたが、快晴の中、歩行者天国で心地よい解放感を味わいました。


大邱市のブースを訪問し、韓国料理をいただきました。


原爆ドームと慰霊碑前の広場には折り鶴みこしの回りに花の絨毯が広がっていました。

慰霊碑にはたくさんの方が祈りを捧げていました。


平和公園の脇を流れる元安川は、周りのにぎやかさを感じさせずに穏やかな表情で流れています。