イベント・とんど(2015年)

中王町内会主催のとんどが盛大に開かれました ≪2015/01/11≫

 午前中は良いお天気で、恒例のとんどの準備は順調に進みました。

 ところが、午後になって空模様が少しあやしくなり、点火時間の30分前には小雨がポツリポツリと降り始めました。

 でも、とんどを楽しみにしている人が集まり始めて、予定通りに午後1時30分にとんどへ点火されました。

 会場では、戸山の郷中王の女性陣が作ったキムチ汁が無料で振舞われ、燃え上がるとんどを見ながら、暖かいキムチ汁を堪能していました。

 また、戸山の郷中王で栽培した白菜、大根、広島菜、高菜を使ったキムチと角寿司と巻き寿司の販売がありました。

 とんどの火が収まった後の余熱で鏡餅などを焼いて楽しみました。

会場の田んぼ

今年は、水が溜まってぬかるんで条件はあまりよくない!


とんどの骨組み

大き目の竹を使ってとんどの基礎となる骨組みを組み立てる

点火準備

午後1時30分、地区の子供たちも集まりだして、いよいよ点火の準備

最高潮

たくさんの人が見守る中、とんどの炎はてっぺんまで到達し最高潮に

餅の挟み方 その1

餅の挟み方にもそれぞれの工夫が

キムチの材料の収穫

昨年末に雪をかき分けてキムチの野菜を収穫

キムチと寿司の販売

熟成させたキムチ4種類(白菜、大根、広島菜、高菜)


準備に集まった地区の人たち

朝8時30分、地域の有志がとんどの竹を立てる準備に集合


形を整える

竹を立て掛けながら、形を整えて全体のボリュームを出す

いよいよ点火

地区の7つの各神社から御神灯を当番が持ち寄り点火


崩れた後・・・

点火から約30分でとんどは崩れて、炎が大きくなっていきます

餅の挟み方 その2

4個の餅を焼き網で挟んで・・・

新開発のキムチ

本場、韓国の人から作り方を学び10種類以上の薬味を混ぜる

こく深キムチ

一週間以上熟成させた「こく深キムチ」は戸山の郷中王の自慢の商品

材料の運搬

竹林の整備にも一役かう竹の切り出しと運搬。

ちょっと積み過ぎかな・・・?

完成

さらに笹の部分をかぶせて完成


燃え上がるとんど

真っ赤な炎が上がり、煙も空高く上がっていき、竹の破裂する音が響きます

鏡餅を焼く

とんどの残り火に竹の先に鏡餅を付けて焼いていきます


餅の挟み方 その3

焼き網と竹で二重に固定したしっかり型

寿司の準備

巻き寿司と角寿司を作るために酢飯を作っているところ

とんど会場で振る舞いキムチ汁

自慢の「こく深キムチ」を使ったキムチ汁をとんど会場で無料配布



どんどの燃える様子をムービーでお楽しみください

お知らせ

  中王町内会主催のとんどがあります! 

 

 日時:1月11日(日) 午後1時30分点火
 場所:沼田町阿戸615付近の田んぼ(農事組合法人・戸山の郷中王の事務所から徒歩5~6分)
 主催:中王町内会
 注意:田んぼがぬかるんでいますので、長靴のようなものを履いてきてください・・・・・

 今年主催となる中王町内会は中央地区と三王原地区が一つになって出来た町内会です。この二つの地区が毎年交互に開催しています。
 以前は子供会が主催で町内会が協賛でしたが、子供会会員の減少で対応できなくなり町内会の主催に変わりました。
 地区の7つの各神社から御神灯を当番が持ち寄り、これを合わせて点火します。
 とんどは、その年の豊作や地域の安寧、住民の健康を祈願するもので、しめ縄、角松、書初めの書を燃やし正月気分を一新して新たなスタートを確認し合う場でもあります。
 鏡餅等をとんどの火で焼いて食べれば、その年を元気で過ごせるとも言われています。中には竹で酒を沸かして飲む人もいます。(飲酒運転はしないでください!)
 今回は農事組合法人・戸山の郷中王で作ったキムチと寿司の販売をします。キムチ鍋は無料でふるまいます。
 都会や街中に出ている家族、親戚、知り合い等が参加して田舎の行事の一つに触れる場でもあります。竹の収集やとんど建て等を地域の皆でやることで一体感の醸成にもなります。日頃竹藪の管理が間に合わず竹林の整理にもなります。
 このような大きな火は街中では到底不可能なので、田舎だからこそできる素晴らしいイベントです。
 ぜひ、お越しください。